新しいオフィスの形

レイアウトについて

日本のオフィスといえば、島型が定番でした。
しかし最近のオフィスは、従来のオフィススタイルを覆す新しい発想や柔軟性を持ったお洒落なオフィスが登場してきています。

島型のオフィスというのは、多くの企業で採用されているオフィス内でのデスクのレイアウトです。
部署や課ごとにデスクを向かい合わせに並べて島のようにし、島が全て見渡せる位置に部門長や部長などが座ります。
その一番近い席から順に部門長の片腕となる課長や主任クラスが座り、以下年功序列や在籍数の長い順に座っていくという形です。

ただし部門の方針によっては、課長、主任以下の部分には業務上で関連が強い人どうしを隣合わせや向かい合わせにしたり、先輩と新人を隣にして指導をしやすくすることもあります。
基本的に好きな位置に座ることはできず、席順は役職者レベルの人が話し合いをしながら、業務効率や勤務態度などを踏まえ決定しています。
部門長は何かあると、すぐ近くに座っている役職者クラスと話ができるほか、オフィス内や自身が管轄する部門をくまなくチェックできる体制です。
平社員にしてみると上司たちに常に監視されている感じで緊張感を持って仕事に取り組むことになるでしょう。

席が決まっていないオフィスもある

では最近の斬新でお洒落なオフィススタイルとはどのようなものなのでしょうか。
たとえば毎日好きな席に座ってよい、つまり自分の固定席が決まっていないというオフィスがあります。

デスクやチェアも揃いではなく、お洒落なインテリアタイプのものが様々用意され、レイアウトも島型ではなく、
カフェのような配置や一人離れた席など様々に配置されています。
皆さんも経験があると思いますが、今日は気分が乗らないとか、窓際で景色を眺めながらリフレッシュしたいとか、
締め切りが迫った仕事を片付けたいから今日は誰とも話さず集中したいなど考えたことはありませんか?

このようにその日の気分や、業務内容などに応じて、仕事に取り組むのにベストな位置をキープできるというわけです。
一人没頭した仕事があれば一人席、話し合いながら進めたい仕事があれば、仲間と一緒にオープンスペースなど思い思いに選べます。
また最初から一人一人パーティションで区切って個室のような場所で仕事をしているオフィスもあります。

クリエイティブな職種やコツコツ集中作業をする職種で多いスタイルです。
また島型の配置をとりつつ、部署も関係なく、好きな席に座っていいとして、お互いの気軽なコミュニケーションを促進しているオフィスもあります。
全く別の部署の人と接することで、思わぬアイディアやプロジェクトが産まれることが期待されています。