ノマド(ノマドワーク)とは?コワーキングとの違いは?

ノマドワーク

ノマドとは?

ノマドワーク(ノマド)とは、英語の「nomad=遊牧民」から来ています。そしてその「nomad」に、英語の「work=働く」を当てて、「Nomad work(ノマドワーク)」という単語が生まれました。

ノマドワーク

このノマド(ノマドワーク)という単語の定義は発祥当時に比べどんどん変わってきています。

ただし私は、以下の定義をノマド(ノマドワーク)の大前提として提唱したいと思います。

「働く場所・時間・内容を自由に選んで仕事ができる=ノマド(ノマドワーク)」

ノマドは、遊牧民という言葉が意味する通り自分の自由にできる働き方です。
自由にできるということは、働く場所も、働く時間も、働く内容も、全て自分で選択し進めていくことが出来ます。

こういうととても自由でいいなぁー、と思う人も多いと思います。
ですが、自由であるからこそノマドには「自己責任」という言葉も付きまとうことになることも忘れてはいけません。

では、自由というメリット、自由だからこそのデメリット、果たして自分にとって良いのはどちらなのでしょうか?

ノマド(ノマドワーク)のメリット

ノマドが選ばれる理由とメリットは、その日、その時の気分に応じて働く場所や時間を自由に自分で変えられることです。

ノマドワークのメリット

例えば、今日はコーヒーを飲みながら仕事をしたいと思えば家の近くにあるカフェやその場で見つけた喫茶店に行けばいい。

お気に入りのお店があれば好きな音楽を聞きながら作業できるし、ネットワークとモバイル機器があれば、天気が良い日は空気のきれいな公園でも作業ができます。

他にも、アイディアを思い浮かばせるために散歩をしながら考えたり、人間観察や最近の流行ファッションを知りたいからと、人が集まる場所に出向いて仕事をしてみることもできます。

このようにノマドワークは自分で自分の仕事のモチベーションを上げたり、必要な状況に合わせて場所や時間を選んで、仕事ができるというのが大きなメリットのひとつです。

そしてもうひとつの理由とメリットはコストを抑えられることです。

ノマドワークで仕事をする人の多くは、フリーランス・個人事業主として仕事をしている場合があります。

その場合、基本的には自宅が職場というかたちになります。一般的に家賃や光熱費は必要ですが、それ以外の交通費は動かなければ必要ありません。

ただしレンタルオフィスを借りれば、その分の利用料がかかります。また作業するためにコワーキングスペースを使う場合も、ドロップインで1日、数百円~数千円は必要です。

一方、カフェであればコーヒー1杯数百円で過ごせるかもしれませんし、公共スペースであれば無料で利用が可能です。

もしポケットWi-Fiを持って公園で仕事をするという場合は、スペース代は特にかかりませんので、働く場所が限定されないノマドワークを好む人がいるのも頷けます。

ノマド(ノマドワーク)のデメリットと注意点

ノマドをする人で気をつけてほしいのが公衆の面前で作業していることを忘れないで、という点です。
カフェやファミレスなどの場合、不特定多数の人が多くいる場所では重要な情報や個人情報が盗み見られたりしないかという問題があります。

そうした場所で作業をしたり、電話などで仕事のやり取りを話すなどした場合の機密情報や他の人には知られてはまずい情報が漏れ聞こえないかというリスクをしっかり考えた上で作業をしましょう。

公衆の面前で作業するという場合は、ある程度重要な情報に関わらない作業だったり、著作権が自分にあって自分で責任が持てる仕事だったりであれば、カフェやファミレスなどでノマドワークするのもいいのではないでしょうか。

ノマドについて説明しましたが、あくまでもこれは基本概念でありすべてではありません。

ノマド(ノマドワーク)とコワーキングの違いは?

ノマドワークとコワーキングの違いをとても簡単に一言で表すと「ノマドは孤立、コワーキングはオープン」と言えるのではないでしょうか。

ノマドワークとコワーキング

しかしその概念は、もはや古いといっても過言ではなく、最近ではノマドワークもオープンであり、コワーキングでも孤立していることもあるため明確な違いがなくなってきています

前提知識として、ノマドワークとコワーキングでは、本来の意味がちょっと違うということを把握した上で、コワーキングとの違いをもう少し詳しく説明します。

ノマドワークとコワーキングの違い

この記事の早い段階で「働く場所・時間・内容を自由に選んで仕事ができる=ノマドワーク」と定義していますが、コワーキングの定義はなんでしょうか。

コワーキングは「オフィスや自宅以外の共有スペースでコミュニティを作りながら仕事をする=コワーキング」、と定義しています。

ノマドワークは、働く場所も時間も内容も、全て自分で決めて働きます。
そこに自分以外の人を入れるかどうかはその人次第になり、一般的には1人で全てやる、というのがノマドワークです。そのため「孤立」して仕事をする意味合いが多く含まれます。

一方、コワーキングはコミュニティを作りながら仕事をすることが前提です。
自分だけではなく、自分以外の別の人も交えながら作業をします。
コワーキングは「コワーキングスペース」という空間で、コミュニティをつくりたいという意識を持った人たちが集い「オープン」に仕事をする意味合いが含まれます。

なので、ノマドワークとコワーキングを厳密に分けるとするなら上記のような違いがあるのですが、とはいえ、最近ではその分け方も難しくなってきています。

というのも、ノマドワーク向けのコワーキングスペースなんて売り文句があるスペースもありますし、コミュニティを作るはずのコワーキングスペースでも孤立して仕事をする人もいます。

そのためノマドワークとコワーキングの明確な境界線もなくなってきていると言わざるを得ないでしょう。

まとめ

結局のところ、ノマドワークにしろコワーキングにしろ、ざっくり言えば「新しい働き方のひとつ」とまとめてしまえます。

今はインターネットが繋がる環境とモバイル機器さえあれば、個人で仕事を行なうことも、会社の仕事を外ですることもできます。
ノマドワークもコワーキングも、いずれまた新しい働き方の単語に淘汰されていくことでしょう。

厳密にこう!と言う必要もないので、前提だけでも覚えて置くといいかもしれません。

再三説明していますが、ノマドワークでもコワーキングでも、どちらにせよ新しい仕事のかたちには変わりありませんから、ノマドワークだからコワーキングだからと価値観を固定せず新しい仕事のかたちを楽しみましょう。

最後にコワーキングについてもっと詳しく知りたいという人であれば「コワーク(コワーキング)」ページで紹介していますので確認してみてください。

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